WorldShoppingBIZ 導入事例

株式会社ビーズインターナショナル

XLARGE、X-girl等人気ファッションブランドの公式通販【calif】

お話を伺った方
EC運営本部 執行役員
大島丈弘 様
EC運営本部 EC運営部 チーフ
豊田隆義 様
社名
株式会社ビーズインターナショナル
事業内容
衣料品・雑貨品企画販売、販売促進活動、EC事業、映画配給
カテゴリー
ファッション
設立
1990年12月
URL
https://calif.cc/

日本限定商品が海外から人気集中!

WorldShoppingBIZ導入で購入単価は国内比2倍


XLARGE、X-girl、MILKFED.等、国内外の若者から支持されるストリートブランドの企画・販売を手掛ける「B’s INTERNATIONAL(ビーズインターナショナル)」。今回は公式通販サイト「calif(カリフ)」のお話を中心に、WorldShoppingBIZの導入経緯や海外販売の取り組みについて、担当者様にお話を伺いました。

株式会社ビーズインターナショナル 様の課題
  • • 転送代行サービスを利用していたのですが、クレジットカードの不正決済が多かったため、他の越境サービスを検討していた。
    • 自動翻訳サービスの導入を検討していたが、サイトデザインの表示崩れなどが予想されたため、元のUIやUXを損なわないシステムやサービスがないか模索していた。

WorldShoppingBIZ導入によって得られた効果
  • • 自社ECサイトのUIやUXを維持したまま、海外ユーザーが手際よく購入できるようになった。
    • WorldShoppingBIZの不正決済防止機能* によって、海外アクセスからの不正決済を気にする必要がなくなった。(* WorldShoppingBIZの不正決済防止機能は、特許取得済のサービスです。)


日本限定商品が海外から人気集中! WorldShoppingBIZ導入で購入単価は国内比2倍

まずは、事業について教えていただけますか

大島様) 当社はXLARGE、X-girl等、主に10代から20代に支持されるストリートブランドを展開しています。もともと米国企業だったXLARGE社やX-girl社の日本総代理店として出発し、彼らの日本進出を担ってきましたが、数年後には両ブランドともに商標権・営業権を取得し、企画・製造も含めたSPA事業に転換しました。

自社ECサイトは15年ほど前にスタートしました。米国・西海岸発祥のブランドを取り扱っていることからCaliforniaの略称である「calif」というサイト名称がついています。現在9つのブランド商品を購入することが出来ます。店舗との連携もはかり、ポイント会員証がECの会員機能を兼ねるような建付けになっています。

これに合わせて店舗では、タブレット接客という施策を実施しています。具体的には、目の前に在庫があったとしても、会員登録をご条件に、ご希望があれば発送対応をしますというようなサービスです。お客様自身が便利な買い方を選択できるよう、色々な角度で新しいコミュニケーションを考えて、いわゆるオムニ化が進んでいっているような状況です。

 

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EC運営本部 執行役員
大島丈弘 様
それでは、海外販売をはじめようと思ったきっかけを教えてください

大島様) 台湾・米国で海外展開* をしており、現地で当社のブランドを知ってくださったお客様が日本のECにも少なからず来訪されているということが、アクセス解析上でも立証されていました。この受け皿になるように、越境対応をさらに整備していこうというのが発端です。

 

もともと自社ECサイトのオープン当初から、サイト運営を協働していたパートナーベンダーのご提案で、転送代行サービスを利用していました。しかし、このサービス経由の海外購入者の多くが不正決済だったため、このまま続けるのは得策ではないと判断して、(転送代行サービスの)バナー掲示を取りやめることになります。

 

その後、別の転送サービスを導入してみたものの、単純に海外に向けて個配するという機能だけだったので、海外ユーザーに対しての「多言語対応」や「カスタマーサポート」までカバーできるサービスはないものかと、最適な越境サービスを探していました。そして、califリニューアルのタイミングでたまたまご紹介いただいたのが、WorldShoppingBIZです。話を伺って、シンプルに「(海外の)お客様が買いやすくなる」サービスだと分かり導入を決めました。

*台湾でフランチャイズ店舗、中国でT-mall進出、米国子会社でECと卸売販売を展開

 

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EC運営本部 EC運営部 チーフ
豊田隆義 様

WorldShoppingBIZ導入の決め手になった理由を詳しく教えてください

大島様) いくつかの越境サービスを比較検討する中で、まずページの自動翻訳サービスに行きついたのですが、このシステムだとページデザインの表示崩れが目立つことが分かり、断念しました。

また翻訳だけ実現したとしても、その後の「海外デリバリー」や「外国語のお問い合わせ」も合わせて対応できないと、意味がないと思っていました。それらのハードルを一気に越えられるのがWorldShoppingBIZでした。

 

ページのUIやUXを損なわずに、多言語翻訳されたナビゲーションやショッピングカートが表示でき、購入代行によって海外配送も実現できました。加えて、多言語でのカスタマーサポートも請け負っていただけるということで、オペレーションを変えたり、新たに採用を行ったりすることもなく、越境対応を整えることが出来ました。

実際にWorld Shopping BIZを使ってみていかがでしたか

大島様) 良かったことと言えば、圧倒的に海外ユーザーが「買いやすくなった」という点だと思います。以前利用していた転送サービスでは、購入時に転送サービスのサイトへ遷移しなければならず、購入フローに違和感があると、当社のことを良く知る海外の取引先の方からもご指摘がありました。

 

その点においてWorldShoppingBIZは、ページを離脱することなくショッピングができる仕様なので、ユーザーにとってもスムーズな購入体験が提供できているのではないかと思います。実際にWorldShoppingBIZに切り替えてから、売り上げも伸びています。購入単価も高く、国内と比較して平均2倍くらいになっています。

越境での売れ筋アイテムはありますか

大島様) 日本でしか買えない、アニメやアーティスト等とコラボした限定商品は、越境でも引き合いがあります。先日も、とあるアニメ作品とのコラボグッズを「T-mallで買うことができないの?」と中国SNSでコメントしている海外ユーザーさんがいらっしゃって、「califで買うことが出来ますよ」とご案内したというケースがありました。

 

WorldShoppingBIZ導入当初は、現地店舗がある台湾・香港からのオーダーが多かったのですが、中国本土からの売上も上がってきています。恐らくT-mallの販売強化のためにやっているオンラインイベントや合同展示会等のブランド活動によって、多少認知が向上していることが越境購入にも影響しているのではないかと仮説立てています。

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最後にWorld Shopping BIZに期待することはありますか

大島様) さらに手際よく買えることを突き詰められると嬉しいですね。欲を言えば、もっと自社ECならではの雰囲気が出せればと思っています。現状はWorldShoppingBIZの購入代行サービスを介していますので、注文からのコミュニケーションはWorldShoppingBIZ側に委ねている状況になります。注文の一次受けまで、当社側で行えるようになれば、さらに安心感があるのでないかと考えています。この辺りは、今後一緒に改善点を探り、一緒に開発できるといいなと思います。

 

豊田様) あとは越境用に在庫確保をしているわけではないので、せっかくWorldShoppingBIZのカートで購入できても、購入代行のタイミングで欠品していることがあるため、こちらとしても心苦しく思っています。お気に入りボタンは用意していますので、再販に応えられるような仕組みにはなっていますが、今後WorldShoppingBIZと在庫連動するような仕組みが出来れば、ユーザーの利便性も高まるのではないかと思います。

大島様・豊田様、ご協力ありがとうございました。
※ページ上の各種情報は、取材時(2019年8月時点)のものです

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