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店舗集客するならGoogleビジネスプロフィールに登録したほうがいい理由

25.11.16 /
ウェブインバウンド

今やどのお店に行くにして、事前にインターネットで検索をしたり、SNSでチェックするのが当たり前の時代です。それも当然です。行ってみて自分に合わなかったり、営業していなければ、無駄になってしまいます。

 

ここ数年、Googleの検索画面には大きな変化が起きています。とくに「歯医者」「美容室」「レストラン」など、地域名や業種名で検索したとき、検索結果の最上部にGoogleマップ(ローカルパック)が大きく表示されるようになりました。よって、ユーザーは検索結果上部に表示された地図をまず見るようになります。そこに並ぶ店舗情報は、まさに「店選びの入り口」となっています。

 

そしてこの地図上に表示される情報のほとんどは、店舗が登録する「Googleビジネスプロフィール(旧:Googleマイビジネス)」から引き出されています。検索結果の入り口がGoogleマップ化した今、登録しない理由はもはやありません。

 

世界の旅行者はGoogleを使っている

StatCounterの調査によると、2025年時点で世界の検索エンジン市場シェアのおよそ9割をGoogleが占めていることが示されています。これは「検索という行為」そのものが、世界的にGoogleを中心に行われている傾向を示すものです。

 

検索エンジン 割合
Google 90.06%
bing 4.31%
YANDEX 1.84%
Yahoo! 1.45%
DuckDuckGo 0.89%
Baidu 0.74%

 

データ元:https://gs.statcounter.com/search-engine-market-share

 

このため、母国でGoogleを使い慣れている旅行者は、訪日旅行中でも自然とGoogle検索やGoogleマップを利用する傾向があると考えられます。

実際に、訪日旅行者向けのガイドサイトや旅行メディアでも、Google Mapsが「必携アプリ」として紹介されることが多く、旅マエ・旅ナカでの道案内や店舗探しに使われていることが伺えます。

 

Google検索の上部にGoogleマップが表示される時代

ここ数年、Google検索には大きな変化が起きています。

「ramen tokyo」「restaurant shibuya」のような英語検索でも、検索結果の最上部にGoogleマップ(ローカルパック)が表示されるケースが非常に多くなりました。

 

そして、GoogleにはAIモードという機能が搭載され、AIが検索キーワードに対してユーザーの求めているものを考え、回答してくれるようになりました。

 

そして、マップ上やAIモードに表示される店舗情報はほぼすべて、Googleビジネスプロフィール(GBP)から自動的に取得されています。

 

そのため、Googleビジネスプロフィールに登録していない店舗は、そもそもGoogleマップ上やAIモードで正しく表示されない
=旅行者の比較対象から外れてしまう可能性があります。

 

Googleマップは“旅マエ・旅ナカの意思決定”を支えるツール

訪日インバウンドが回復し、街に外国人旅行者が戻ってきた今、店舗の発見はGoogleを中心に起きています。

  • 行きたい店を探す
  • 写真や動画で店の雰囲気を見る
  • 営業時間を調べる
  • 口コミを見る
  • メニューを見る
  • 人気の時間帯
  • ルート案内を使う

これらすべて、Googleビジネスプロフィールから読み込まれる情報であり、正しく更新することで訪日外国人に正しい情報を届けることができます。

 

Googleビジネスプロフィールでは外国人ユーザーのアクションも把握できる

Googleビジネスプロフィールに登録すると、GoogleMap経由でのユーザー行動データを無料で知ることができます。例えば、

  • 何回検索されたか
  • 何回Mapに表示されたか
  • 経路案内ボタンが何回押されたか
  • 電話やWebサイト誘導がどれだけあったか

細かい分析(国別など)が提供されているわけではありませんが、Googleビジネスプロフィールの表示につながった検索キーワードも調べられるので、日本語以外の表示が増えてくれば訪日外国人が検索していると類推できるようになります。

無料で使えて、適切に運用すれば“訪日集客の導線”を作れる

Googleビジネスプロフィールは無料でありながら、訪日インバウンド集客で以下のような効果が見込めます。

 

1.外国人の口コミを積み重ねられる

外国人は口コミ依存がが高く、また母国語の口コミを増やすことで集客に良い影響があります。

CSAリサーチの調査では、母国語の情報が消費行動にポジティブな影響を与えることがわかっています。「母国語で書かれた良い口コミ」の存在が訪日での来店に良い影響を与えるのは当然でしょう。

 

出典:Survey of 8,709 Consumers in 29 Countries Finds that 76% Prefer Purchasing Products with Information in their Own Language

 

2.写真・最新情報を更新することで店舗への印象が改善される

日本語が分からない外国人にとって、画像や映像での店舗の情報を知れるのは大きなポイントです。また、実際に行ってみて営業していなかった、ということを避けるためにも最新情報やキャンペーン情報を発信することで良い印象を持って来店してもらえます。

 

まとめ:訪日外国人集客においてGoogleビジネスプロフィールはやらない理由がない

  • Googleは世界の検索市場で最も利用されている
  • 旅行ガイドサイトでもGoogleMapが必須アプリとして多く紹介されている
  • Googleに慣れたユーザーが日本でもGoogleを使うのは自然な行動
  • 検索結果の上部にはGoogleMapが表示され、表示内容はGoogleビジネスプロフィール由来が多い
  • Googleビジネスプロフィールに登録すれば、無料で検索行動データを得られる
  • 旅マエ、旅ナカの両方で店選びの入口を作れる

これらの情報から見ても、訪日外国人に“見つけてもらう”ための最初の一手がGoogleビジネスプロフィールであり、費用対効果の面でも最優先で取り組むべき施策と言えるでしょう。

 

 

 

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執筆者
Law(青木 哲郎) 株式会社ジグザグのBtoBマーケティングマネージャー。セミナー企画から記事執筆までBtoBマーケティング全体を企画、実行しています。

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