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越境ECに欠かせないインサイト分析と、分析結果の効果的な活用方法とは?

2022.08.09 /
ウェブインバウンド

自国にいながら、海外に向けて商品販売が可能な越境ECは近年、世界規模で市場が拡大傾向にあります。参入業者が増えている一方で、越境ECは海外ユーザーを相手にすることから、「集客方法がわからない」という方も少なくないでしょう。この記事では、越境ECにおける集客において欠かせないインサイト分析について解説します。

 

インサイト分析でわかることとは?

越境ECは国内向けのECサイトと同様、ターゲットを絞り込み、ターゲットに合わせた購買促進策を取ることが売り上げ拡大に寄与します。しかし、越境ECでは対象となるユーザーの国籍が多岐に渡っており、国内市場よりもターゲットは絞りにくいでしょう。また、商品購入の動機についても把握しにくいものです。「どの国の人がどのような思考で購入しているのか」について詳細に分析する必要があります。

 

そこで重要になってくるのが「インサイト分析」と呼ばれる分析手法です。インサイトは「人を動かす隠れた心理」のことを指します。商品購入に至った海外ユーザーの本人すら気づいていない心理を分析することで、次の施策を打つことが可能になるのです。

 

例えば、購入に至った人の属性情報(居住国/性別/年齢など)や、サイト訪問回数、購入日時を分析していくと、「特定の国の20代男性が、サイトを二回訪問したあとに商品購入するパターンが多い」といったユーザーの傾向を特定できます。逆に、購入に至らなかった人のサイト内での動向をチェックしていくと、「サイト内で商品を何度も検索しているのに購入に至らない」「商品注文ページに遷移して、途中まで必要事項を入力したが購入に至らなかった」といったように、どこで購入に至らなかったかのついて正確に把握できます。

 

 

以上のように、サイトに訪問するユーザーのインサイトにはさまざまなパターンがあるのです。自社サイトをよく訪れるユーザーのインサイトを分析し、特徴によってグループ分けすることで、それぞれのグループに対して適切なアプローチを検討できるようになるでしょう。

 

前記事、インサイト分析「越境ECにおける効果的な集客UPの方法」も併せてご覧ください!

 

 

インサイト分析で得た情報を、サイトに反映させよう

インサイト分析ができたら、分析結果をもとにサイト設計に反映していきましょう。

 

例えば、アパレルのECサイトでインサイト分析した結果、「素材感や着用感がわかる画像を掲載している商品がよく売れている傾向にある」ということがわかったとします。商品に関するイメージが湧けば湧くほど、購買意欲が高まっているという結果が出ました。ユーザーのニーズに合った写真を掲載すれば、ユーザーの購買意欲を刺激できるでしょう。

 

 

また「商品検索はするものの、複数ページを見ないままサイトを離脱してしまう人が多い」といった場合には、カテゴリ設定の変更が検討できます。海外ユーザーからするとカテゴリの表記が日本語のために検索しにくく、離脱につながっている可能性が考えられるでしょう。販売カテゴリをアイコンや英語表記に変えることで、海外ユーザーはサイト内を回遊しやすくなり、商品購入までスムーズな導線を設定できるのです。

 

他にも、特定国のユーザーによる商品購入が多い場合は、その国の言語をできるだけサイト内に掲載できるでしょう。英語圏の国であれば、英語を掲載すればいいわけではありません。アメリカで使われる英語とイギリスで使われる英語では表記に違いがある場合があります。商品を販売したいターゲット層に合わせた言語を選択し、サイト内に掲載しましょう。

 

 

 

WorldShopping BIZの「ショップダッシュボード」でユーザーの詳細な動向を確認しよう

越境ECで役立つサポートを提供しているWorldShopping BIZの「ショップダッシュボード」機能では、詳細なインサイト分析が可能です。「ユーザーがどこの国からいつアクセスして、どんな商品を見て、何を注文しているか」「どのようなサイトから流入しているか」などを確認できます。

 

ショップダッシュボードの特徴は、詳細な情報まで調べられる点です。海外ユーザーの興味がある商品を調べたり、商品購入までにユーザーがどれだけ商品を閲覧したかを調べたりできます。詳細にユーザーの動向をチェックし、インサイト分析によって今後のECサイト設計にフィードバックしていくことができるでしょう。

 

 

「WorldShopping BIZ」のサービスの利用方法は簡単です。既存の自社ホームページに、専用タグを一行埋め込むだけ。それだけでホームページを越境EC対応にでき、ショップダッシュボードも使えるようになります。

 

 

インサイト分析の結果をサイト設計に反映させて、売上アップを狙おう!​​

越境ECは幅広いユーザーが顧客になります。言語や文化圏の違うユーザーの商品購入に至るまでの動機をどれだけ把握できるかによって、売上は変動するでしょう。一方で、正確なインサイト分析を行うためには分析ツールが必要となります。WorldShopping BIZの「ショップダッシュボード」機能によって詳細なインサイト分析ができます。

 

多種多様な海外ユーザーを相手にする越境ECでは、顧客の潜在的な心理を正しく理解する必要があります。ユーザーの隠された心理を把握することで、購買意欲を促進する具体的な方法を考えられるでしょう。

 

WorldShopping BIZでは、越境EC事業者向けのサポートサービスを提供しています。発送業務、書類作成業務、応対業務など、リソースがたくさん必要になる越境EC。だからこそサポートサービスの利用が役立つでしょう。

 

WorldShopping BIZでは、「言語」「決済」「物流」の3つの壁を乗り越えるためのサポートを提供しています。

・「言語」のサポート

多言語入力フォームを用意し、他言語カートも表示。他言語カスタマーサポートにより、海外の消費者の方による問い合わせにも対応できます。また、海外ユーザーから届いたメールをWorldShopping BIZに転送(あるいは内容の共有)いただければ、WorldShopping BIZがお客様とEC事業者の間に入ってやり取りします。

 

・「決済」のサポート

多様な決済方法を用意します。不正決済対策も備えております。

 

・「配送」のサポート

発送書類の発行を代行します。梱包・検品・配送もお任せいただけます。

 

発送業務を削減できるのもポイントです。海外から発注があった場合は、WorldShopping BIZの国内倉庫に商品を送るだけ。手間のかかる海外発送は、全てお任せいただけます。

 

 越境EC参入をお考えの方は、ぜひ導入をご検討ください。

 

また、記事内でご紹介した「ショップダッシュボード」については、こちらより詳細をご覧いただけます。

 

 

「WorldShopping BIZ」:資料請求はこちらから可能です。

 

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執筆者
橿村 芽久未

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