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国別越境ECの解説【中国】

2021.10.20 /
越境EC/ウェブインバウンド

スマートフォンが普及し、インターネットがより利用しやすくなったことから越境ECの市場規模が世界的に拡大しています。経済産業省の調査報告(※1)によると、国別の越境EC利用者数世界1位は中国で、7千万人の消費者が越境ECを利用していることがわかっています。人口の多さも利用者数の多さに関係していますが、なぜこれほどまでに中国の人々が越境ECに魅力を感じているのでしょうか。本記事では、中国で越境ECのニーズが高まっている理由について解説します。

 

中国の越境ECの市場規模  

中国の越境(BtoC)EC市場の規模は年々拡大傾向にあります。経済産業省の調査報告(※2)によると、2020年の中国の越境EC市場規模(中国の消費者が日米から商品を購入した際の合計金額)は4兆2,617億円でした。前年の同市場規模と比較すると16.3%も成長しているとのことです。

 

さらに2018年の経済産業省の調査(※1)によると、2021年に中国の越境EC市場規模(日米間における総市場規模)は4兆9,359億円にまで拡大すると推計されています。

 

2020年に中国の消費者が日本から購入した金額の合計は1兆9,499億円でした。この数字からも、中国の越境EC市場の大きさがよくわかるでしょう。中国の越境EC市場は、今後さらなる拡大を続けていくことが予想されるのです。​​

 

  

中国において越境ECのニーズが高まっている主な理由

 

中国で越境ECが拡大している理由は大きく2つあります。

 

まずは、インターネットとスマートフォンの普及率の高さです。中国のインターネット情報センター(※3)によると、2021年6月時点でインターネットの利用者数は10億1,074万人に達しており、インターネットの普及率は71.6%でした。そのうち、スマートフォンなどのモバイル端末を使ってインターネットを利用しているユーザーは10億700万人で、ほとんどの中国人がスマートフォンを使ってインターネットを利用していることがわかります。いつでもどこでもインターネットを利用できる環境にいることで、越境ECが利用しやすいと考えられます。

 

2つ目の理由は、クオリティーの高い海外製品に対する購買意欲の高さです。経済産業省のアンケート調査(※1)によると、「中国人が越境ECで日本から商品を購入する際に重視する項目」として最も多かった回答は「品質(69.6%)」でした。品質の高い海外製品を求めて越境ECを利用している中国人が増えていることがわかります。

 

中国人が好む日本製品と情報収集の方法

中国では、どんな日本製品が好まれているのでしょうか。経済産業省の調査(※1)によると、「中国人が越境ECサイトで直近1年以内に購入した日本製品」のトップは「基礎化粧品(46.9%)」でした。続いて「メイクアップ化粧品(46.1%)」「食品(43.5%)」「マンガ・アニメ(43.2%)」などが並びます。中国でも知名度のある日本メーカーの化粧品、食品、マンガ・アニメなどが人気のようです。

 

では、中国のユーザーはどのように情報を収集して日本製品を購入しているのでしょうか。情報収集の方法としては2つ挙げられます。

 

1つ目はSNSによる情報収集です。中国では国外で普及しているSNSの利用が制限されていますが、国内で普及しているSNSは人気を集めています。なかでも「weibo」は5億2300万人(※4)、「wechat」は11億6400万人(※5)ものユーザーが利用しており、人気のSNSといえます。中国の消費者はSNS内での口コミ、評価・評判などを通じて商品購入を決めていると考えられます。

 

次に、KOL(Key Opinion Leader)と呼ばれる、SNSで強い拡散力を持つインフルエンサーの存在です。中国では「KOLが動画で紹介した商品を視聴者が購入する」という流れが定着しています。経済産業省の調査(※2)によれば、2020年時点でKOL経由でのEC市場規模は約3,000億元に達しており、拡大傾向にあります。

 

日本にも在日中国人KOLが多数存在しているため、日本に興味のある中国の消費者は、彼らの発信する情報を元に日本製品を購入しているのです。中国のKOLの紹介によって購入された商品は、トップから順に「食品、飲料(47%)」「衣料、靴(45%)」「化粧品、美容関連製品(42%)」となっています。KOLの感想が大きな判断基準となっているといえるでしょう。

 

 

まとめ:中国の越境EC市場規模は年々拡大傾向にある。
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スマートフォンとインターネットの普及が進んでいる中国では、越境ECを利用するユーザーも増加傾向にあります。今後も越境ECの市場規模はさらに拡大していくでしょう。規模拡大のなか、品質の高い日本製品は中国の消費者の人気を集めています。訪日経験のある中国ユーザーの口コミや、在日中国人KOLの存在も、日本製品の人気の後押しとなっているのです。市場拡大や越境ECを検討されている事業者の方にとって、今は市場参入の良いタイミングだといえます。

 

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※1 経済産業省「平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)報告書」
※2 経済産業省「令和2年度 産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)報告書」
※3 CNNIC「第48次中国互聯網絡発展状況統計報告」
※4 「weibo」が2020年第2四半期 財務報告書で発表した月間アクティブユーザー数
※5「we chat」の運営会社「Tencent」が2019年第4四半期 連結決算報告書で発表した月間アクティブユーザー数

 

執筆者
kashimura

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