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【海外決済対応のすすめ】中国でよく使われる決済手段

2023.04.18 /
ウェブインバウンド

日本では様々なキャッシュレス決済が普及し、店舗のレジ横などにそれらのロゴが掲示されています。一方、お隣の国・中国のキャッシュレス決済手段にはどのようなものがあるのでしょうか。この記事では、Alipay、WeChatPay、銀聯(UnionPay)など中国の決済手段について解説します。

 

第三者決済

一定の実績と信用を持つ第三者の独立機構が、国内外の大型銀行と契約して提供する取引支援サービスを「第三者決済」と呼びます。中国では支付宝(Alipay)と微信支付(WeChatPay)が有名です。

 

 

第三者決済である支付宝(Alipay)と微信支付(WeChatPay)は、2016年時点で中国におけるモバイル決済額があわせて2兆9000億ドルに達しています。この数字は2012年に比べると20倍に急増しています。

 

 

第三者決済の流れとしては、まず購入側が商品を選んだ後、第三者のプラットフォームが提供している口座に代金が振り込まれます。その後、第三者による販売側への振込み完了通知後に商品発送となります。

 

 

支付宝(Alipay)

中国を拠点とする大手IT企業のアリババグループが提供する支付宝(Alipay)は、中国の通貨「人民元」で支払いを行うQRコード決済サービスです。中国を中心に、12億人以上の利用者数を抱えており、日本での加盟店舗30万店以上に達しています。世界最大級のキャッシュレス決済サービスといえるでしょう。

 

 

2016年度の支付宝(Alipay)の決済金額は1兆7000億ドルで、2012年の700億ドルから24.3倍の規模になりました。

 

 

 

微信支付(WeChatPay)

「微信支付(WeChatPay)」は、中国版最大のメッセンジャーアプリである「WeChat」の決済サービスです。8億人以上のユーザーに利用されており、中国では支付宝(Alipay)と並ぶ第三者決済サービスといえます。

 

 

「WeChat」は、中国にある大手IT企業テンセントが運営するメッセンジャーアプリです。日本におけるLINEに近いサービスを展開していて、ユーザー数は13億人を超えるといわれています。

 

 

2013年に開始された決済サービス「微信支付(WeChatPay)」は、さまざまな支払い方法に対応しています。店舗でのQRコード決済だけでなく、オンライン決済や送金にも多く利用されています。

 

 

​​「微信支付(WeChatPay)」の2016年の決済金額は1兆2000億ドルで、2012年(116億ドル)比で100倍超となっています。

 

 

クレジットカード/デビットカード

中国におけるデビットカードとクレジットのシェアについて説明します。

 

 

銀聯(UnionPay)

銀聯(UnionPay)は、クレジットカードの国際ブランドです。中国だけでなく世界的にシェアを伸ばしています。世界168ヵ国に2,300万の加盟店があり、VISAやMastercardに次いで世界シェア3位。発行数が60億枚以上という統計もあります。

 

 

中国人の9割がデビット機能付帯の銀聯(UnionPay)カードを持っているとされ、デビットカードとして多く利用されています。銀行口座を開設すれば入手できるデビットカードは、入手のハードルが比較的低いことから、多く利用されていると考えられます。

 

 

VISA・MASTER

中国では銀聯(UnionPay)カードが主流です。アメリカやヨーロッパで普及している国際ブランドVISA・MASTERカードが利用できないこともあります。特に内陸部では銀聯カードしか使えないことが多いようです。

 

 

近年、VISA・MASTERカードも使える店舗が増えてきていますが、加盟店手数料を顧客負担とする店舗も存在するので気をつけましょう。

 

 

 

中国は独自のキャッシュレス決済サービスが主流

 

中国では第三者決済サービス「支付宝(Alipay)」と「微信支付(WeChatPay)」、そして銀聯(UnionPay)カードのクレジット/デビット機能の利用が主流です。日本やアメリカで使えるキャッシュレス決済サービスも中国では使えないこともあるので注意しましょう。

 

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執筆者
橿村 芽久未

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