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円安は越境ECの追い風?日本企業の円安と越境ECの関係性とは 

2022.07.26 /
ウェブインバウンド

自国にいながらインターネットを通じて海外の商品を売買できる「越境EC」のニーズが高まっています。世界的に需要が高まっている越境ECですが、「円安」によりどんな影響を受けるのでしょうか。今回は、越境ECと円安の関係について解説します。

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円安とは?

「円安」とは他国通貨に比べて、円の価値が低くなっていることを指します。

 

例えば、ある日本人が1万円を海外でドルに両替するとします。しかし、いつでも同じドルの金額に両替できるわけではありません。為替相場によって両替されるドルの金額は変わるためです。例えば、下記のように両替金額が異なる場合があるでしょう。

 

A:為替相場が1ドル=125円の場合、1万円を80ドルに両替できる

B:為替相場が1ドル=100円の場合、1万円を100ドルに両替できる

C:為替相場が1ドル=80円の場合、1万円を125ドルに両替できる

 

以上でわかるように、AはBと比べて少ないドルしか得られません。

そのため、AはBよりも「円安が進んだ状態」だといえます。逆にCはBと比べて多くのドルを取得できるためBよりも「円高が進んだ状態」といえるでしょう。

 

 

円安が経済にもたらすメリット・デメリット

円安になると、個人や企業ではどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

 

まずデメリットとして、輸入製品が国内で売れにくくなることが挙げられます。円安になると輸入コストが高くなり、輸入製品(海外ブランド商品などの輸入製品、エネルギー資源、食材など)の価格が値上がりするためです。輸入業者にとっては円安は好ましくないでしょう。

 

一方、円安が生むメリットとしては、外国通貨で日本製品を安く買えるようになるため、海外に売りやすくなることが挙げられます。また、「海外にあった工場を日本に戻す」「輸入品の代替品を国内で生産する」といった国内の投資と生産が増え、経済が活性化する要因にもなり得ます。

 

新型コロナウイルスが落ち着けば、円安になった日本に外国人旅行客が多く訪れることも考えられるでしょう。

 

 

円安が越境ECに与える影響

円安は越境ECにどんな影響をもたらすでしょうか。

 

円安になると、日本の輸出製品が安くなります。海外ユーザーからすると、割引されたお得な価格に映るでしょう。結果、日本の製品が海外で売れやすくなります。つまり、円安は越境ECにとって追い風といえるのです。

 

円安になれば、今までは高くて手が出せなかった高額商品の購入を検討する海外ユーザーも増えると考えられます。普段あまり売れない高額商品を売り出していくタイミングにもなります。

 

 

円安と越境ECの相性は抜群!越境ECで日本製品を販売しよう

円安は、海外で日本製品を販売するチャンスです。海外ユーザーが日本製品を買いやすくなっているタイミングで、越境ECで商品を販売しましょう。

 

WorldShopping BIZでは、越境ECをはじめる事業者に向けたサービスを提供しています。WorldShopping BIZのサービスを利用すれば、自社のECサイトにタグを一行埋め込むだけで海外ユーザーに対応できます。現存するサイトと別に、新しくECサイトを制作する必要はありません。

 

また、商品発送も代行します。売上手数料や海外送料は一切かからず、固定の月額費用のみで商圏を海外にまで広げられます。

 

「越境ECを始めたい」とお考えの事業者の方は、ぜひWorldShopping BIZの導入をご検討ください。

 

 

 

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執筆者
橿村 芽久未

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