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国内主要ECカートと越境EC対応

2021.12.01 /
WSB Report

越境ECカートウェブインバウンド対応決済ネットショッピングの際、ユーザーはECカートで現実のスーパーマーケットと同じようにカートに商品を入れ、レジに進んで決済できます。ECカートの利用はユーザーと事業者の双方に効率的に取引ができるメリットがあるといえるでしょう。国内には多くのECカートがありますが、海外をターゲットとした越境EC対応のサービスはあるでしょうか。本稿では国内の主要なECカートを紹介しながら、越境ECで利用する際のポイントについても解説します。

 

日本国内主要ECカートの紹介

ECカートの利用方法はいくつかあります。例えば、ECモールに出店するのも、一つのECカートの利用方法です。ECモールには元々ECカート機能がついているからです。

 

ここではECモール以外の方法について見ていきましょう。

 

まずは「オープンソース」を使った方法があります。

オープンソースとは、一般公開されたプログラムをインストールし、ECサイトを独自に構築する方法のこと。国内では「EC-CUBE」などが有名です。ドメイン費やサーバー費が必要になりますが、カスタマイズ性に優れています。自社でカスタマイズできる技術者がいる場合におすすめできるでしょう。

 

 

次に「パッケージ」を使った方法です。

パッケージは、ECカートの機能を備えたシステムのこと。システムを購入し、必要に応じてカスタマイズして使用できます。代表的なものに「ecbeing」「カゴラボ」などがあります。販売会社の手厚いサポートがついているため、購入後も安心してサイト運用できます。また、新たなパッケージの種類として、カスタマイズ可能なクラウド型のECパッケージもあります。代表的なものは「ebisumart」などです。

 

 

3つ目は「フルスクラッチ」と呼ばれる方法です。

ゼロベースからECカートの機能を持ったECサイトを作成することを指します。フルスクラッチの場合コストはかかりますが、大規模なサイトを作れます。カスタマイズも自由に行えます。一般的に業者に発注し、必要な機能を兼ね備えたサイトを作成してもらいます。

 

 

最後に、「ショッピングカートASP」です。

ショッピングカートASPとは、クラウド上でECサイトを作ることができるサービスのこと。ECカートの機能が最初から備わっているため、専門知識がない方でも簡単にECカートが導入されたサイトを作れます。また、無料で使えるものが多いのも魅力の一つです。国内の主要な無料のショッピングカートASPには「STORES」「BASE」「カラーミーショップ」などがあります。有料プランがあるケースもありますが、基本的に初期費用・月額使用料は発生しません。サイトを作る際もテンプレートが豊富にあるため、簡単にECカートを実装したサイトを作れます。

 

有料のASPであれば「MakeShop」「ショップサーブ」「Shopify」「SPIRAL EC」「futureshop」「おちゃのこネット」などが挙げられます。無料のショッピングカートASPと違い、SNS連携機能や集客機能など、多彩な機能が充実しているのが特徴です。プランによっては、販促支援などのサポートサービスがついている場合もあります。カスタマイズしやすく、拡張性が高いことも無料のASPとの大きな違いの一つです。

 

 

越境対応機能の有無

越境EC対応カート海外販売

オープンソースの「EC-CUBE」などでサイトを作る場合は、運営する自社に越境ECに強いスタッフがいれば、独自のカスタマイズを施すことで越境対応できます。スタッフがいない場合は、越境ECに強いパートナー企業と手を組むと良いでしょう。例えば、「ecbeing」では他言語対応、海外発送など、トータルに対応しています。

 

スクラッチの場合は制作依頼時に、越境EC対応機能を含んでほしい旨を依頼する必要があります。コストはかかりますが、対応機能をつけることは可能でしょう。

 

ショッピングカートASPには、越境対応機能がついているもの、そうでないものがあります。前項で挙げた主要なショッピングカートASPには、基本的な越境対応機能がついています。例えば「STORES」や「BASE」「おちゃのこネット」は、英語化されたサイトが作ることができ海外発送も可能です。ただし、「英語圏しか対応していない」「お客様のお問い合わせには言語に長けたスタッフが対応しなくてはならない」「対象としている国の主要な決済に対応していない」といった場合もあります。

 

WSBではカートタグ設置が可能であればショップ構築システム選ばず越境EC対応が可能

WorldShopping BIZは、どんなショップ構築システムであっても、専用のJavaScriptタグさえ設置できれば、越境EC対応を可能にするサービスを提供しています。

 

タグを設置するだけで、越境ECの課題となる「言語」「物流」「決済」を解決します。越境対応しているシステムをお使いの方でも、越境対応機能を強化したい場合におすすめです。足りない機能をカバーします。WorldShopping BIZでは他言語対応が可能。多様な決済にも対応します。お客様からのお問い合わせも多言語(英語・繁体字・簡体字・日本語)で対応できます。

 

 

「このショッピングカートASPには好みのデザインテンプレートがあるけれど、越境EC対応していない」「越境ECを始めたいけれど、今使っているシステムは越境ECに対応していない」とお悩みの方は、タグ設置が可能かご確認ください。設置可能なシステムであれば越境ECに対応可能です。なお、前述の「カラーミーショップ」「GMO Make shop」「おちゃのこネット」などは、WorldShopping BIZとの連携が可能です。

 

ECカートを越境EC対応するならWorldShopping BIZのサービスで!

 

ECカートを実装したサイトを作る方法はいくつもありますが、越境EC対応しているもの、そうでないものがあります。また、システムの作り方によっては、越境ECに対応しようとすると莫大なコストがかかる場合もあります。安価で簡単に越境EC対応したい場合は、WorldShopping BIZのサービス利用がおすすめです。越境EC参入を考えている事業者の方は、ぜひ導入をご検討ください。

 

 

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執筆者
橿村 芽久未

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