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2025年の中国の春節(旧正月)休暇が1月28日~2月4日でスタート!8連休の大型連休で訪日観光も人気

24.11.15 /
ウェブインバウンド

中国の2025年の春節に伴う連休が2025年1月28日(火)から2025年2月4日(火)となることが、2024年11月12日に中華人民共和国中央人民政府より発表されました。それに伴い、1月26日(日)と2月8日(土)が平日となり、8連休の大型連休となります。

 

春節とは

春節とは、中国における最も重要な伝統的な祝祭であり、旧暦の新年を祝う行事です。春節は通常、家族が集まり、先祖を敬うための特別な時間として過ごされます。春節は中国以外の国でも祝われていて、特に、中国系のコミュニティが存在する国々、例えばシンガポールやマレーシア、ベトナムなどでは、春節が重要な祝祭として広く祝われています。

 

この期間中、人々は新年の挨拶を交わし、親戚や友人と共に食事を楽しみます。特に、餃子や魚料理などの縁起の良い食べ物が振る舞われ、新しい年の幸福と繁栄を願います。また、春節には爆竹や花火が打ち上げられ、悪霊を追い払うとともに、賑やかな雰囲気を作り出します。このように、春節は単なる休日ではなく、家族の絆を深め、文化的な伝統を次世代に伝える大切な機会となっています。

 

2025年の春節は2025年1月28日(火)~2月4日(火)の8連休

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旧暦に基づき、月の満ち欠けに従って日付が決まることから春節の日程は毎年異なります。

春節の大型連休の日程は、中華人民共和国中央人民政府より毎年11月上旬に発表されますが、2025年の春節は2025年1月28日~2月4日になると発表されました。

 

1月26日(日)、2月8日(土)は振替出勤日となります。

 

参考:中国の2025年の休日カレンダー

 

2024年春節期間の訪日中国人客はコロナ禍前の64%まで回復

2024年の春節は2024年2月10日~17日の8日間の大型連休でした。

日本政府観光局(JNTO)によると。2024年2月の訪日中国人客数は72万3,617人とコロナ禍前の64%まで回復しています。

 

参考:【図解】訪日外国人数、2024年2月は278万8,000人と2月過去最高を大きく更新!2019年同月比7.1%増-日本政府観光局(速報)

 

馬蜂窩のビッグデータによると、2024年の春節連休で最も中国人に人気のあった海外旅行先はタイで、次に日本がランクインしていました。2024年から始まったタイと中国の30日内のビザ相互免除による影響でタイは人気の旅行先となっています。日本と中国は2020年3月まではビザが免除されていましたが、コロナ禍をきっかけに免除措置が停止。現在も出入国にはビザが必要となっていることも日本が2位になっている要因の1つです。

 

また中国文化観光省によると中国国内を旅行した人は延べ4億7,400万人で前年比34.3%増、国内観光収入は6,327億人民元(約12.7兆円:1元20円で算出)で前年比47.3%増加しました。

また、出入国管理局によると、この連休期間中の出入国者数は約1,352万人で前年比2.8倍となりました。

 

 

まとめ

2025年の春節は8連休となることから、2024年同様に日本に向けて多くの訪日中国人旅行客が訪れることが予想されます。多くの訪日インバウンドビジネス、帰国後の越境EC利用にチャンスがあると思われます。ECビジネスをお持ちの皆様は、今から準備して当日を迎えましょう。

 

執筆者
Law(青木 哲郎) 株式会社ジグザグのBtoBマーケティングマネージャー。セミナー企画から記事執筆までBtoBマーケティング全体を企画、実行しています。

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