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ショップダッシュボード レポート(課題分析)

 この記事でわかること

  • ショップダッシュボードの「レポート」メニューにある「課題分析」の画面構成
  • 画面に表示される各項目の意味(キャプチャ画像+番号つきで説明する構成)

 画面の開き方

  1. ショップダッシュボードにログイン
  2. 左メニューの「レポート」を開く
  3. 「課題分析」タブを切り替えて表示

課題分析画面でわかること

課題分析は、購入までの流れ(ファネル)を分解し、どこで離脱が起きているかを把握して、次に打つべき施策を考えるための画面です。あわせて、カートに入れたまま購入されなかった「かご落ち」を詳しく分析する機能もあります。

 1. 購入導線分析(CVR分析ファネル)

顧客がどの段階で購入をやめているかを確認できます。購入までの流れを7つの段階に分解し、それぞれの件数と、一番上(総アクセス数)に対する割合(%)を表示します。

# 項目 表示形式 意味
1 総アクセス数

件数(100%)

海外ユーザーがECサイト内のいずれかのページにアクセスした数。このファネルの母数(基準)になります
2 商品ページ 件数+割合(%) 商品の詳細ページにアクセスした数
3 販売可能商品 件数+割合(%) 商品ページのうち、実際に海外へ販売可能な商品にアクセスした数(在庫切れ・販売対象外の商品は含みません)
4 カート追加(確認) 件数+割合(%) 商品ページで「カートに追加」の意思表示をした段階の数(まだカートへの反映は完了していません)
5 カート追加(完了) 件数+割合(%) 実際にカートへの追加が完了した数
6 決済画面 件数+割合(%) 決済画面まで進んだ数
7 オーダー 件数+割合(%) 購入(注文)が完了した数

ℹ️ 「カート追加(確認)」「カート追加(完了)」の2段階は、カートに追加しようとしたが完了しなかったケース(画面操作でのつまずきなど)と、そもそも商品ページ止まりでカート追加に進まなかったケースを区別できるように分けて表示しています。

見方のコツ

💡 どこで数字が落ちているかを確認しましょう

  • 1→2(総アクセス数→商品ページ)で落ちている場合 トップページや特集ページで止まっている状態です。商品への導線(おすすめ表示・検索のしやすさなど)を見直しましょう。
  • 2→3(商品ページ→販売可能商品)で落ちている場合 閲覧された商品の多くが在庫切れ・販売対象外になっている可能性があります。在庫状況や除外設定を確認しましょう。
  • 3→4(販売可能商品→カート追加(確認))で落ちている場合 商品ページの見せ方や価格、配送・決済条件、対象国など、購入前の不安や障壁で足踏みしている可能性があります。
  • 4→5(カート追加(確認)→カート追加(完了))で落ちている場合 「カートに追加」のボタンを押したものの、途中で操作をやめてしまっている状態です。カート追加の画面・操作でつまずきがないか確認しましょう。
  • 5→6(カート追加(完了)→決済画面)で落ちている場合 いわゆる「かご落ち」にあたります。詳しくは次の「2. かご落ち分析」をご覧ください。
  • 6→7(決済画面→オーダー)で落ちている場合 決済エラーや、最終確認画面での離脱要因(表示価格・送料の再確認など)を疑いましょう。

 かご落ち分析 

 「かご落ち」とは、カートに商品を追加したものの、最終的に購入(注文)に至らなかった状態のことです。同じカートに複数回アクセスがあっても1件として数えます。この画面では、かご落ちの発生状況を多角的に分析できます。 

かご落ちサマリー(KPIカード)

# 項目 表示形式 意味
8 かご落ち件数 件数+前月比 カートに追加されたが購入に至らなかったカートの数
9 かご落ち率 %+前月比+WSB全体平均 かご落ち件数 ÷ カート追加件数
10 機会損失額 金額(¥) かご落ちとなったカートの商品金額の合計(国内送料は含みません)
11 平均かご落ち金額 金額(¥)+中央値を併記 機会損失額 ÷ かご落ち件数(高額カートに引っ張られていないかは、あわせて表示される中央値と比較すると分かります)

 

かご落ち商品ランキング

# 項目 表示形式 意味
12 かご落ち商品ランキング テーブル(商品名/商品単価/かご落ち回数/損失合計額) かご落ちが多い商品順に表示(最大30商品まで、CSVダウンロード可)

 

分析のポイント

  • 特定の商品だけかご落ちが多い場合 → 商品説明・画像・価格設定の見直しを検討
  • 高額商品への集中が見られる場合 → 送料・関税表示の見直しや分割払い対応を検討
  • 在庫切れ間近の商品が多い場合 → 在庫表示による購買促進を検討

 

かご落ち金額帯の分布

# 項目 表示形式 意味
13 かご落ち金額帯の分布 横棒グラフ かご落ちとなったカートの金額(送料を除く)を、価格帯ごとの件数で表示

低価格帯での離脱が多い場合は送料の見え方(送料無料ラインの設定など)を、高価格帯での離脱が多い場合は関税・手数料への不安解消(説明の充実や保証訴求)を検討しましょう。

かご落ち推移

# 項目 表示形式 意味
14 かご落ち推移 日次グラフ(棒:かご落ち/線:注文)+「件数」「金額」タブ切り替え 日ごとのかご落ちと注文の推移を比較できます

 💡 特定の日に急増している場合は、その日に何が起きたか(セール・サイト障害・SNSでの話題など)を確認しましょう。施策の実施前後で比較することで、効果測定にも活用できます。 

 

国別かご落ち分析

 

# 項目 表示形式 意味
15 国別かご落ち分析 ランキング(国・地域/かご落ち件数/かご落ち率/機会損失額) 国・地域別に見たかご落ちの発生状況(上位10件まで表示、CSVダウンロード可)


💡 特定の国・地域に離脱が集中している場合は、その国向けの言語・通貨・送料表示の最適化を検討しましょう。


3. カテゴリ別 売上・数量

# 項目 表示形式 表示条件
16 カテゴリ別売上・数量テーブル テーブル(カテゴリ/売上/数量) ショップのECシステム連携状況により、表示されない場合があります(対象ショップのみ表示)

 

このテーブルが表示されている場合は、どのカテゴリの商品がよく売れているかを確認し、カート追加率が低いカテゴリがあれば、商品ページの見せ方の見直しなどにご活用ください。表示されない場合は、ご利用のECシステムとの連携状況によるものです。

 

用語集

用語 定義
セッション数 ユーザーがECサイトを訪問した回数(ボットアクセスは可能な範囲で除外)
CVR(コンバージョン率) オーダー数 ÷ カートページへのアクセス数
ファネル アクセス→カート→決済→購入という購買プロセスの流れ
かご落ち カートに商品を追加したものの、最終的に購入(注文)に至らなかった状態。同じカートへの複数回アクセスは1件としてカウント
機会損失額 かご落ちとなったカートの商品金額の合計(国内送料は含みません)
カテゴリ ECサイトの商品分類。連携しているECシステムから自動取得されます
 よくある質問(FAQ)

Q1. カテゴリ別の表が出ません カテゴリ情報を取得できないショップでは表示されません(ECシステム連携状況によります)。

Q2. 「試せる施策」の内容が少ない/表示されないことがあります 表示される施策は現状の数値に応じて変わるため、状況によっては一部のカテゴリのみ表示されることがあります。

Q3. かご落ちの件数はどうカウントされていますか? カートに複数回アクセスした場合でも、同じカートであれば1件としてカウントします。

Q4. かご落ちの機会損失額に送料は含まれますか? 含まれません。商品金額(送料を除く)の合計を表示しています。

Q5. データはいつ更新されますか? 原則、数時間単位で更新されます。最新の状況が即時反映されない場合があります。