WorldShoppingBIZ 導入事例

TSIホールディングス

株式会社TSIホールディングス

お話を伺った方
執行役員 デジタルビジネス部長 兼 ㈱TSI デジタルビジネスディビジョン長
渡辺 啓之 様
社名
株式会社TSIホールディングス
事業内容
傘下子会社及びグループ会社の事業活動の管理ならびにそれに付帯する業務、衣料品の企画・生産・輸入並びに専門店・百貨店への卸売及び直営店での小売販売
カテゴリー
ファッション
設立
2011年6月
URL
https://www.tsi-holdings.com/index.html

WorldShopping BIZで可視化される海外販売データを駆使して、グローバルブランドの構築・成長を加速させたい


WorldShopping BIZで可視化される海外販売データを駆使して、グローバルブランドの構築・成長を加速させたい

TSIホールディングス 様の課題
  • ・ EC化の推進やグローバルブランドの構築に向けて、海外マーケット参入時のテストマーケティングとして、最適な越境サービスを探していた。
    ・マーケティングデータを蓄積して販売戦略やプロモーション戦略に使用したいと考えていた。
    ・海外販売におけるリスクを抑えることのできるサービスを探していた。

WorldShoppingBIZ導入によって得られた効果
  • ・ 低コストで既存ECサイトの世界観を維持したまま簡単に海外販売が開始できた。
    ・WorldShopping BIZ導入で提供される「ショップダッシュボード」はマーケティングデータが可視化された状態で確認することができるので、次の打ち手を設計しやすい。
    ・ 不正決済防止機能や、多言語カスタマーサポートが付帯したサービスなので、運営面での負担がない。


2019年にWorldShopping BIZを活用して越境ECを開始し、直近では計19ブランドにまで導入が決定しています。その背景を教えてください。

TSIホールディングスでは、「TSI INNOVATION PROGRAM 2024」という中期戦略を策定しています。「価値観の変化や多様性社会への提供価値を磨き上げること」は、そのテーマの一つです。その中には、OMO(Online Merges with Offline)などのサービス面の強化や、ブランドのグローバル化といった経済圏の拡大も含めています。

 

グローバルへの拡がりを視野に入れた際、いきなり大きな投資をかけるのではなく、ターゲットのスイートスポットを探って行くようなテストマーケティングが必須だと考えています。その手段の一つとして、WorldShopping BIZを活用した越境ECに辿り着きました。

グローバル進出強化に舵を切ったきっかけについて教えてください。

まず、国内のアパレルマーケットは縮小一途です。(参考:2019年時点で総小売市場規模が、前年比99.3%の9兆1,732億円(*データ引用元:株式会社矢野経済研究所))

かつ、新型コロナウィルスのインパクトで更なる落ち込みがあります。国内経済は徐々に回復するはずですが、そのスピードは穏やかで、当面は厳しい環境が継続することを念頭に置くべきだと思っています。

国内市場の縮小傾向や、ネットの普及に伴うECの成長速度を考慮すると、グローバルに意識を向けることや、そのためにまず越境ECに挑戦するということは、必要な打ち手であると考えた次第です。

 

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■実際に海外販売・越境ECを始めるにあたって、どのような懸念事項がありましたか?

一言でいうと「WorldShopping BIZはとっつきやすく、手軽」という理由です。

 

料金設定はもちろんですが「既存の自社ECサイトにタグをいれるだけ」というのは開発のコストを回避できますし、大きな売り上げをつくるためのテストマーケティングという位置付けでもかなり有効だと感じています。

 

また、すでにリアルインバウンドでの認知やSNS上で海外フォロワーがついているブランドは、越境準備を整えるよりもスピード感を持って導入可能なところがメリットだと感じました。

また、多くのアパレル・小売が抱えているであろう「不正決済」のリスク回避が可能なことも導入への大きな決め手となりました。

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■2019年の「and wander」を皮切りに導入ブランドを拡大して合わせて19サイトへのWorldShopping BIZ導入が決まっていますが、導入規模の拡大を決定した理由はなんでしょうか

インバウンドの消失によって海外のお客様との関係性にも変化が現れています。

 

その変化の中でいかに自分たちの世界観を伝えるか、ファンになってもらうかということに向き合ったとき、「自社ECサイト」に訪れてもらうことは大きなポイントになると考えました。

 

コンシューマーの購買行動の起点がWeb中心になったことで、今までよりも自社ECサイトに訪問したユーザーの解像度を上げていくことが必要だと考えていますが、その点で、WorldShopping BIZ導入で提供される「ショップダッシュボード」は欲しいと思っていたマーケティングデータが可視化された状態で確認することができるので、次の打ち手を考えやすいと感じました。

 

自分たちのブランドをどのように海外に広めるか、海外販売においても自走できる(伸びしろのあるブランド)をストレッチさせるポテンシャルを見出すためにショップダッシュボードで見られる「アクセス情報」や「購買情報」は各ブランド側でも随時確認を行い、現在はデータを集約して共有していく段階に来ています。

 

ライセンスとの兼ね合い等があるので全ブランドへ一括導入とはなりませんでしたが、各ブランドにおけるこれらのデータが集約されることでプロモーション・マーケティング手法も精度向上が期待できるので、導入可能なブランドへの導入を決めました。

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■最後にWorldShopping BIZに今後期待することはありますか

WorldShopping BIZを導入したことで「海外への販売」「自社ECサイトでの購入体験提供」「海外からのアクセス情報や販売データの可視化」という部分がクリアになりました。

ただ我々にとっての今回の取り組みというのは、海外展開の入り口に過ぎません。ネクストステージとして、例えば、グローバルセグメントを視野に入れたブランディング・集客の支援メニューなど、テストマーケティング後の次の展開までを「線」で繋げて行けるようなご提案をしていただくことが理想です。

ご協力ありがとうございました。

※ページ上の各種情報は、取材時(2021年7月時点)のものです

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